本場四川の味!だと思う・・・本場で食べた事ないからわからないけど
黒マー油担々麺と台湾ルーロー飯を注文。
お店の基準の辛さがわからないのでとりあえず普通の辛さで頼みました。
スープは濃厚さを醸すとろみとマー油の香ばしい香りが食欲を引き立てます。
レンゲにひとさじスープを汲み、一口すするとゴマとマー油の香ばしさが口に広がり、数種類の唐辛子の辛さに加え花椒の麻(痺れる辛さ)や八角など中華のスパイスが複雑に絡み、こだわりを感じる事のできる味でした。おそらく本場四川の味を再現しているのでしょう。
ただ、これは好みの問題ですが辛さを引き立たせコクを出すための甘さもかなり強く感じられました。あずきを隠し味にしてコクを出しているのでしょうか?スパイス・スープ・麺に至るまで細部へのこだわりが感じられるだけに、自分の好みに合わないのは残念でなりません。
しかしながら、それゆえに唯一無二の味となり長年愛され続けてきたのでしょう。
ゴマでとろみがつくほど大量にゴマが含まれているため非常に贅沢ないっぱいではあります。
辛さの調整の他に甘さも調整させて欲しい
好みじゃなきゃ食べなきゃいいじゃんと思われるかもしれませんが「甘さ」だけクリアできれば私にとって最高の担々麺ではあるんすよ。
コク・スープの粘度・辛さ・麺のコシや太さ歯ごたえなどドンピシャなんです。甘さに対する工夫も同じ豆系で合わせるあたり非常にセンスが光る一杯だけに「好みに合わない」だけで食べないのは非常に残念です。
このクセの強さが、唯一無二の味にしているのも頷けますが基本のレベルが高い担々麺だけに間口を狭めるクセはもったいないと思ってしまいます。