絵本うさぎのだいじなみつけもの~The Bunny Who Found Easter~
絵本うさぎのだいじなみつけもの~The Bunny Who Found Easter~
絵本うさぎのだいじなみつけもの~The Bunny Who Found Easter~
うさぎのだいじなみつけもの~The Bunny Who Found Easter~書評

 

 子供に読ませたい度
★★★★☆
大人が読んでも楽しい度
★★★☆☆
絵が素敵度
★★★★☆
 感動度
★★★☆☆
トリビア度
☆☆☆☆☆

うさぎのだいじなみつけもの~The Bunny Who Found Easter~

出版社: ほるぷ出版
定価 1575円

自然の恩恵を感じながら生きる著者の生き方が詰まった作品

大きなニレの木の下で目覚めたウサギが友達を捜しに「イースター」を目指すお話です。

銀色の鱗を輝かすマスの群れ、一面に広がるヒナギクの花畑、雨上がりのシャクナゲの花など情緒溢れる自然を旅するイラストの美しさは圧巻です、アスファルトに囲まれた世界に住む私たちには理想郷のような情景美がそこにあります。

先日、NHKで作者のシャーロット・ゾロトウの生活に密着した特番を見ました、もう90歳以上のおばあちゃんなのですが、自然を愛で野菜を育て、樹木の駅でろうそくを作るなど息子や嫁も彼女の生き方にならい自然の恩恵に預かりながら共に生きるすがたに感動しました。素晴らしい人が素晴らしい作品をのこすのですね。

うさぎのだいじなみつけもの~The Bunny Who Found Easter~の著者紹介

作者 シャーロット・ゾロトウ(Charlotte Zolotow)
アメリカを代表する絵本の編集者、作家。子どもの日常の何気ないひとこまも、彼女の手にかかると魔法の時間に変わって、読み手に優しい気持ちにさせてくれる、他所に「あらしの日」「いつかはきっと」がある

絵 ヘレン・クレイグ(Helen Craig)
イギリスの作家。イラストレーター。ユーモアと細部へのこだわりを見せる水彩画で子どもたち人気を博している他書に「バレエの素敵なアンジェリーナ」シリーズ、「街のネズミといなかのねすみ」がある

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