アマゾンでシガノンなどの第1類医薬品を購入した際、通常とは購入方法が異なったのでそちらを説明したいと思います。

1シガノン【第1類医薬品】の注意事項を読みアンケートに答える

カートから購入するとまず。薬の注意事項を読んだ上で、アンケートに答える形になります。

シガノンを購入する際、下記いずれかが該当する場合は購入できないようです。

 

  • たばこを吸ったことがないまたは現在吸っていない
  • うつ病になったことがある
  • 脳梗塞、脳出血等を診断されたことがある
  • 肝・腎機能障害にて医療機関で医師の治療を受けている
  • 重い心臓病である(3ヵ月以内に心筋梗塞の発作を起こした、重い狭心症または重い不整脈と医師に診断された)

このほか年齢・性別・症状。

これらの項目をすべて埋めて「提出」というボタンを押します。

 

ここからさらに薬剤師に質問はないかという質問があり、それらも埋めて購入をクリックします。

しかしこれで購入が完了したわけではありません。

Amazonからのメールをよく確認する事3日以内に返信しないとキャンセルされてしまう事も

購入したのが深夜だったので翌日にこのようなメールが届きました。

ご注文いただきました第1類医薬品に関しまして、薬剤師より直接ご使用者様の状態確認が必要と判断いたしました。

お手数おかけしますが、下記のURLから薬剤師に直接ご連絡いただきますようお願い致します。

薬剤師問合せ可能時間:9:00-18:00

対応時間を過ぎてしまったので連絡できなかったのですが、こちらのメールにはアマゾンに在籍する薬剤師の署名があり、処方に関する質問を促すメッセージとなっていました、

ドラッグストアでも薬剤師のいない時間には薬は購入できないなどありますが、ひょっとしたら同じような理由で深夜に注文したからかもしれません。

ネットで第1類医薬品が購入できるような凄い時代

購入までの顛末を書くことはできませんでしたが、考えて見たらこれって凄いことですよね。第一類医薬品は薬剤師が不在だと販売的ないと厳しく義務付けられています。

 

第一類医薬品を販売できるのは、薬剤師の常駐する店舗販売業や薬局のみである。薬剤師が、情報提供を購入者に積極的に説明する義務がある。そのため、全ての製品において、広告では「この医薬品は、薬剤師から説明を受け、使用上の注意をよく読んでお使いください」と表示される(ただし、第一類医薬品の風邪薬・解熱鎮痛薬においては表示内容が一部異なる)。このため、店舗販売業において薬剤師が不在になった場合は販売できない。なお、薬局では薬剤師が不在となった場合は、店舗自体を閉める必要がある。

第一類医薬品は薬剤師による情報提供が必要であり、購入者から情報提供不要の申し出があった場合においても、薬剤師が必要と判断した場合には、積極的に情報提供を行わせる必要があること。また、薬剤師以外が情報提供を行うことがないよう(相談は可)、登録販売者または一般従事者から薬剤師への伝達の体制およびその方法を手順書に記載することが望ましいこととされている。なお、法第36条の10第6項で医薬品を購入し、または譲り受ける者から説明を要しない旨の意思の表明があった場合には適用しないこと。ただし、相談があった場合は全ての医薬品について義務となっている。
店舗における登録販売者および一般従事者による販売・授与は、薬剤師の管理・指導の下で可能とされている。

これがネットで購入できるという事は本当に病気などで寝込んでいる場合など非常に重宝します。いまや60際以上が人口の30パーセント以上を占める高齢化社会。

薬がDoor to Doorで商品が届くというところまでネット社会が発展しました。

病院に行かなくても自宅で診療を受けられる未来はもうすぐやってくるかも?

すでに誰でもテレビ電話が使え、医薬品も通販で購入でき、カルテも電子管理となった時代です。医者不足が叫ばれる現代、これは病院のシステムの改変もそう遠い未来ではないかもしれません。

定期検診など即時性の低い診療は、患者に計測機器などを貸し出し、病院で診療しなくても毎日の変化をつぶさに確認でき、必要に応じて患者を呼び出すなどルーチンを効率化するなどこれからの医療分野は飛躍的に発展するでしょう。

ドラえもんの道具のように未来の道具ではなく、やろうと思えば今あるもので十分可能な未来です。

近年では10年後には今の職業の半分がなくなるといいますが、また新たな仕事が生まれるのも10年後の未来なのかもしれません。

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