薔薇線と立入禁止

昭和の空地や畑などには当たり前のように張り巡らされていたバラ線も今はほとんど見ることはありません。

軍隊が採用しているくらい結構危ないシロモノが当たり前にあった事に今更驚きますが、昭和から約30年たった今、私たちの価値観が変わったからこその驚きだと思います。

これは傷つけることが当たり前だった時代が、傷ついた痛みを想像し、むやみに傷つけない事を心がける時代にかわった事の象徴のように思います。

テレビなどでは過激な表現が控えられ、いきすぎた表現の自重でテレビがつまらなくなったなど昭和を懐かしむ声もありますが、傷つけないようにする配慮は間違いはないと思います。

 

時代は常に前を向き良くなっています。

必要なのはそれを「感じる」事です。テレビで報道されるような残酷な事件は珍しいからこそ報道されるのです。

私たちの日常は見ず知らずのオバちゃんと「どうも」と会釈を交わす「当たり前」の心配りに溢れています。

そういう当たり前に触れ、世の中とともに私たち自身も良くなっている。成長していることを忘れないでください。

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